Amazonギフト券とアカウント停止の関連性について解説していきたいと思います。
普段何気なく購入して利用しているAmazonギフト券ですが、それによってアカウント停止される可能性があるとしたらどうでしょうか。
それらは決して他人事ではなく我々の身近に存在するのです。
一体どのような場合においてアマゾンのアカウントが停止になるというのでしょうか。
目次
アカウント停止になった場合はどうなるのか？
アマゾン(Amazon.co.jp)でお買い物をするには自分専用のアマゾンアカウントが必要になります。
すなわち、アカウント停止の措置をとられるとアマゾンへのログインができなくなります。
※登録したアマゾンIDやパスワードなどは無効なものとなります。
アカウントが使えないのでAmazonギフト券残高やポイントがアカウント内に残っていたとしても利用できない状態となり、実質的な「没収」扱いとなります。
それだけでなく、アマゾンアカウントへのログインが必要な以下のようなサービスも軒並み利用できなくなります。
- Amazon Music
- Amazon Photos
- Prime Video
- Prime Reading
- などなど…
ショッピングだけでなくこのようなデジタルサービスを頻繁に活用している方にとっては相当な痛手となります。
サブスクリプションだけでなく、別途購入した音楽・映画・Kindle本などがある場合は以降は楽しむことができなくなります。
Amazon Photosのクラウドサービスにも入れなくなるので、大切な写真などを保存していたとしても二度と閲覧したりダウンロードする事は不可です。
このように相当な痛手を負ってしまう「アマゾンアカウントの停止」とは非常に恐ろしいものなのです。
アカウント停止後の復活は基本的に不可
アマゾン内で商品を販売する事ができる「セラーアカウント」というものがありますが、このセラーアカウントの場合に関しては停止後に復活する事ができる可能性はあります。
アマゾンが定める規約に違反した出品などがあった場合に一時的にアカウント停止の処置をする事があり、その際にメールにてアマゾンから「アカウント停止のお知らせ」と共に「改善計画」の案内がされます。
その指示通りにセラーの出品状況やセラー情報などを改善して報告、審査に合格すればアカウント停止が解除されるというものです。
一方、我々が普段利用している通常のアカウントに関してはアカウント停止後の救済措置などはありません。
一般ユーザーがアカウント停止を喰らった場合は残念ながら諦めるしかないようです。
ただし、アカウント停止のタイミングはそれぞれ異なるようで事前に警告という形でメールが送られてくるというだけで済む場合もあるようです。
例として以下のようなメール内容を紹介します。
平素は Amazon.co.jp をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、お客様のアカウントにおいて利用規約に違反するおそれのある行為が確認されましたため、お客様のご注文をキャンセル致しました。
Amazon.co.jp が承認していない第三者からのギフト券の購入や、ギフト券の販売や譲渡は Amazon の規約違反となりますのでご注意ください。
こうした行為が継続する場合は、利用規約に違反するご注文をキャンセルいたします。また、お客様およびその関連アカウントに対して恒久的な措置を講じる可能性もありますのでご承知おきください。
このような連絡が来た場合は自分の行動を振り返り、何が原因となってしまったのかを分析する必要があります。
具体的な原因や理由はAmazon側からはアナウンスされないので、思い当たるフシがあればその全ての行為を控えるべきでしょう。
アカウント停止の原因はAmazonギフト券にあり？
一般のアマゾンユーザーがアカウント停止になる原因としてはAmazonギフト券の買い方・使い方によるものが殆どです。
商品レビューに悪質な書き込みをし続けたり、購入した商品の受取拒否や返品を何度も行う等の場合もアカウント停止の可能性がありますが該当する人はごく僅かだと思います。
それでは何故、Amazonギフト券がアカウント停止の根本的な原因となりうるのでしょうか？
転売されているAmazonギフト券の使用
アカウント停止に関して最も多いであろう理由が「転売サイトから購入したAmazonギフト券の使用」です。
元々アマゾンではAmazonギフト券を転売しているサイトからの購入は控えるようにとアナウンスしています。
また、そのような転売・不正に取得された可能性のあるギフト券に関してはロック（凍結処置）および無効化ならびに関連するアカウントの停止を随時行っているとも明記されています。
公式：ご購入に関する注意: ギフト券 – Amazon.co.jp
「関連するアカウント」ということは、例えば複数アカウントを作っていたとしても、支払いに使用しているクレジットカードや発送先の住所などの情報が一致していた場合はその複数のアカウントも根こそぎ停止される可能性があるという事です。
これはかなり厳しい対応と言えます。
購入したAmazonギフト券の転売
Amazonギフト券の転売サイトでは、購入するだけでなく自分が出品者となりAmazonギフト券を転売する事もできます。
そのような行為が発覚した場合もアカウント停止の対象となります。
どういう経緯で転売が発覚するのかという部分までは定かではありませんが、ギフト券転売サイトの存在はアマゾン自体も把握しておりますので用心しておくに越した事はないでしょう。
お持ちのAmazonギフト券を安全に現金に換えたい場合は専門の業者を利用するのが無難です。
商品レビュー等で貰ったギフト券の使用
ここ数年よく耳にするのが「購入した商品に関して良いレビューをして報告すると◎◎◎円分のAmazonギフト券を漏れなくプレゼントします」というもの。
購入者としてはレビューするだけで簡単にAmazonギフト券が手に入るのでラッキーだと感じるかもしれませんが、実はその行為もリスクがある可能性があるのです。
このようなキャンペーンを行っているセラーの多くは中国などの業者が多く、そこまで高品質ではない商品に関して多くの好意的なレビューを「サクラ」を利用して行うというものなのです。
そういった所謂「悪質な業者」が用意するAmazonギフト券ですから、経費を安く上げる為に転売サイトで安く購入したものをプレゼントとして提供している可能性も考えられます。
その企業が仮にアマゾンからペナルティを受けた場合、その流れで利用者も割を食うとしたら恐ろしいですよね。
また、キャンペーンに参加する際に自身のアカウント情報や個人情報を教えてしまう事にもなるのでセキュリティ的にもおすすめできません。
アカウント停止されるAmazonギフト券の原因まとめ
アマゾンのアカウントを停止させられてしまうと元に戻すのは非常に難しく、ギフト残高や購入したデジタルコンテンツ・クラウドサービスなどの全ての利用ができなくなってしまいます。
特にここ数年で多くの方が被害に遭われているという事なので、しっかりと原因を頭に入れておく事で予防となるでしょう。
要点としては
- レビューの荒らし行為をしない
- 返品や受取拒否を頻繁に行わない
- 転売サイトからAmazonギフト券を買わない
- Amazonギフト券を転売サイトで売らない
- レビューにて貰えるAmazonギフト券にも注意
以上のような点に注意しましょう。
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