今回はアップルギフトカードに関しての期限・限度額・購入制限などについて解説します。
itunesカードから新たに替わって誕生したアップルギフトカードは従来通りデジタルコンテンツに使用できるだけでなくアップル製品の購入にも利用できるようになりました。
そこで気になる有効期限や、購入時の金額(限度額)・制限などの有無についてみていきましょう。
目次
アップルギフトカードに有効期限は無し
特に初めて購入される方は「有効期限がどこに書いてあるか分からない」と心配になる方もいるかと思います。
以前まで流通していたApp Store & iTunes ギフトカード(通称:itunesカード)には有効期限は設けられていませんでしたが、アップルギフトカードに関しても引き続き無期限で利用可能です。
それはApple IDアカウントに「チャージ前」であっても「チャージ後」であっても同様です。
したがって、カード(コード)を無くしてしまいそうな方はチャージした状態で保管しても良いですし、いずれ誰かにあげたり買取サイトで換金する可能性があるという方はチャージせずそのままの状態で置いておけます。
※一度アカウントにチャージしたコードは元に戻したり別のアカウント残高に移すことはできず、買取もできなくなります。
アップルギフトカードはiPhoneなどの購入の「足し」にする事ができるので、新型がでるまでの間に「アップルギフトカード貯金」をする方も増えています。
懸賞やキャンペーン、各種ポイントで引き換えたコードであってもまとめて1つのアカウントにチャージできますし、もちろん無期限なので安心です。
期限があるコンテンツコードとは?
企業などが販促用に配布するアップルギフトカードには有効期限が設けられているものがあります。
このようなものを「コンテンツコード」と言います。
カードタイプの場合はカード本体に、メールなどで送信された場合はメール本文内に期限が記載されていないかチェックしてみましょう。
例として2021年・2022年・2023年と行われてきているApple初売り購入時に配布されたギフトカードもこの「コンテンツコード」に該当し、有効期限は“カードの最終使用から10年”というように設定されていました。
因みにコンテンツコードの有効期限とは「アカウントにチャージできるまでの期間」となっておりますので、チャージした後は無期限となります。
要するに、コンテンツコードを入手したら出来るだけ早めに使い切るか・アカウントにチャージしてしまうのが良いでしょう。
アップルギフトカードの購入限度額は50万まで
一度に(1枚あたり)注文できるアップルギフトカードの購入限度額は、AppleStore公式サイトにて50万円までとなっております。(1,000円~500,000円の間で1円単位で指定可能)
それ以上の額面を希望する場合は注文後に続けて購入していく事になりますが、決済するカード会社側の判断によってキャンセルされる可能性は高くなります。
高額なギフト券を希望する方はその点を頭に入れておきましょう。
また、AppleStore以外にも「アマゾン」「楽天市場」「Kiigo」などでもアップルギフトカードが公式に販売されていますがそれらの購入上限額は50,000円までとなっています。
販売場所 | 販売金額範囲 |
アマゾン | 1,000円~50,000円 |
楽天市場 | 1,500円~50,000円 |
Kiigo | 500円~50,000円 |
なお、コンビニで直接手に入れる事ができるカードタイプに関しては1,000円から最大100,000円の範囲を現金で購入する事ができます。
Appleオンラインストアでの使用枚数上限は8枚
Appleオンラインストアで商品を購入する際には、アカウント残高にチャージしていない状態のアップルギフトカードでもそのまま8枚まで支払いに適用する事ができます。
わざわざチャージする手間が省けるので購入のプロセスが短縮されるので便利です。
ご注文手続きを進めていく段階で「ご希望の支払い方法は?」という項目に辿り着くので、「ギフトカードをお持ちですか?」という箇所を選択。
すると、コードが入力できるようになるので「PIN」という枠に未使用(未登録)のアップルギフトカードのコードを入力して「適用」します。
このようにして最大8枚まで適用でき、支払い金額が足りない場合はクレジットカードなどを併用して注文します。
仮にギフト券のみで購入した際にあまり(おつり)がでた場合はそのギフトカードに残高として反映される事となりますので、200円あまった場合は次回以降200円分のギフトコードとして使う事ができます。(チャージも可能です)
無期限のアップルギフトカードが使えない原因
有効期限が無い筈のアップルギフトカードなのに、いざ利用しようと思ったら「使えない」という事は果たしてあるのでしょうか?
思い当たる原因を探っていきましょう。
有効化されていない
ギフトコードが存在していたとしても、それが有効化されていない状態だと単なる数字の羅列としてでしか無く利用する事ができません。
コンビニなどの店頭においてはレジにて支払い処理をする事で有効化されるようになってます。
このような仕組みをPOSA技術と呼び、店頭にて販売されいるほぼ全てのデジタルギフトカードはPOSAカードの形態をとっています。
購入したギフト券が有効化されていない場合は購入元の店舗に問い合わせる必要があるので、万が一の時に備えて購入時にはレシートを必ず貰っておきましょう。
コードの読み込みエラー
スマホからはAppStoreアプリなどからカメラ機能を使ってコードを自動的に読み取ってくれる機能があります。
その際に上手く読み込めない(読み込みエラー)となってしまう場合があります。
主な原因としては
- カメラの故障やコンディション
- 手振れ
- 光量が多すぎる(足りなすぎる)
- コード自体が汚れている
上記以外のような原因がなくてもシステム上の問題で読み込みエラーとなる場合もあるので、もしそうなってしまった場合は何度か試してみるか手入力で登録しましょう。
手入力の場合は文字の打ち間違い等に気を付けるようにしましょう。
とはいえ、読み取り・手入力を間違えたとしてもペナルティ等は一切ないので何度でも気軽に行う事ができます。
使用済みのコードである
既にコードが引き換え済みであった場合は、残高に金額が加算されていますので確認しましょう。
App Storeアプリから右上のマークをタップ。
上部のアカウント名をタップ。
こちらから現在のアカウントに入っている残高を確認する事ができます。
パソコンからはituneにて残高を確認する事ができます。
上部メニューの「アカウント」から「マイアカウントを表示」
「Appleアカウント」の項目から残高の確認が可能です。
海外で購入したコード
ドル紙幣が日本で利用できないように、外国で購入したアップルギフトカードは日本では使う事ができません。
直接でなくてもebayなどのECサイトでは海外版のギフト券が出品されている事もありますので、くれぐれも気を付けましょう。
海外版のコードを登録しようとした際には「別のストアでのみ使えるコード」とのアナウンスがされます。
結論!アップルギフトカードは無期限で利用可能!
デジタルギフト券として最も有名な「Amazonギフト券」に関しては購入してから10年以内という有効期限が設けられています。
対してアップルギフトカードはそのような制限はありまえんので、手に入れてから幾ら月日が経ったとしても使えなくなるという事はありません。
保管する場合はアカウントに「登録しない」「登録する」のどちらでも良いのですが、それぞれ懸念点はあります。
登録せずにそのまま保管する場合はカード自体を盗まれたり、コードを知られてしまうという事に注意する事。
アカウントにチャージすればその心配はなくなりますが、そのアカウント内でしか使えなくなるという事。(譲渡・買取不可)
そして、Apple IDのログイン情報を忘れてしまうと登録した残高が使えなくなってしまうという点です。
どちらの保管方法も一長一短ありますので、自分のスタイルで選ぶと良いでしょう。