アマゾンで返品を行うとAmazonギフト券で返金される事が多いようですが、もともと現金で支払っていた場合はやはり普通のお金にて返金して欲しいものです。
そのためには決められた手順を踏まないといけないので、ここでしっかりと要点を押さえておきましょう。
アマゾンでお買い物をする全ての人にとって返品の可能性はあるので知っておいて損はありませんよ。
目次
各支払いごとの返金形式
アマゾンで商品を購入する際には様々なお支払い方法が選択できます。
それぞれの支払い方法によって、返品を行った際に返金される形式が異なります。
- クレジットカード:Amazonギフト券またはクレジットカード
- 代金引換:Amazonギフト券(申請により銀行振込に変更可能)
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:Amazonギフト券(申請により銀行振込に変更可能)
- 携帯決済:携帯決済サービスからキャンセルまたは引き落とし
- 後払い(ペイディ):ペイディ経由でキャンセルまたは引き落とし
- Amazonギフト券:Amazonギフト券
- Amazonポイント:Amazonポイント
- パートナーポイントプログラム:Oki Dokiポイント(JCB)の残高に戻る。
以上のように、基本的には商品を購入した際に使用した支払い方法に基づいて同様に返金が行われるという事がわかります。
しかし、注意点としては「代金引換」と「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」の場合はデフォルトではAmazonギフト券での返金となっているという点です。
クレジットカードの場合は返品時に返金方法をAmazonギフト券かクレジットカードかを選択する事ができるのですが、先の2パターンに関してはそのようなものがありません。
銀行振込を希望する方は、返品の操作とは別にアマゾンのカスタマーサービスに問い合わせる必要があるのです。
カスタマーサービスで口座情報を登録する手順
代金引換とコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いで商品を購入した方が返品時に現金での返金を希望する場合には、カスタマーサービスにて銀行口座情報を登録する必要があります。
その手順をみていきましょう。
まずはアマゾンのカスタマーサービスへアクセス。
※アクセスの際にログインを求められる場合は自身のアカウント情報を入力してログインしましょう。
1.アマゾンのトップページの一番下にある「ヘルプ」を選択。
2.表示されるページの下部にある「問題が解決しない場合は」から「カスタマーサービスに連絡」を選択。
すると、カスタマーサービスのページが表示されます。
「今すぐチャットを始める」からチャット形式で問い合わせを開始する事ができます。最初はAIチャットボットという自動サービスでの対応になりますが、問い合わせの内容によって人間のスタッフとの直接チャットもしくは電話での回答がもらえる仕組みとなっています。
最初から電話で問い合わせを開始したいという方は「この文章をクリックしてください。」と表示されている部分から電話連絡の予約をする事ができます。
こうした何れかの方法によって商品の返金を振込にしたいという旨を説明して、振込先の銀行名・支店名・口座番号・名義人などを伝えましょう。
全ての手続が完了すれば無事、振込へ変更される事となります。
amazonからの返金がされない原因
Amazonギフト券であれクレジットカードであれ、返金されないという問題に直面して困っているという方もいるようです。
恐らくその原因は「返金されるタイミング」によるものだと推測されます。
返品申請を行って実際に商品の返送を行った後、アマゾンがその商品を確認し受領した所から初めて返金対応が行われます。
それぞれの支払い方法における返金のタイミングは以下のようになっています。
- クレジットカード:商品受領後およそ1日~3日
- 代金引換:商品受領後およそ1日~3日週間
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:商品受領後およそ1日~3日
- 携帯決済:商品受領後およそ1日~3日
- 後払い(ペイディ):商品受領後およそ1日~3日
- Amazonギフト券:商品受領後およそ1日~2日
- Amazonポイント:商品受領後およそ1日~3日
- パートナーポイントプログラム:商品受領後およそ3日~5日
この通り、ほとんどの場合は商品受領後数日程度で返金が行われるようです。
代金引換の場合については数週間程度かかってしまうので、これを知っておかないと「いつまで待ってもアマゾンから返金がされない」と思ってしまう可能性があります。
クレジットカードの場合はタイミングがずれる場合も
クレジットカードでの支払いの商品を返品した場合には商品受領後およそ1日~3日かかると説明しましたが、これはアマゾンが返金処理を完了するまでの日数です。
その際は通知のメールが本人に届きますが、実際にクレジットカードの利用明細にキャンセル分の金額が反映されるのは更に2週間程度かかる場合があるようです。
返品したからといって商品の購入そのものが消えるという訳ではないので、タイミングによっては来月以降の利用分から返金が開始される事もあるようです。
これはクレジットカードのシステム上どうする事もできないので、すぐに返金して欲しい!という方はAmazonギフト券による返金を指定するという方法も検討する必要がありそうです。
返品可能条件や返金額にも注意
アマゾンで購入した商品は返品が可能ですが、何でもかんでも返品できるという訳ではありません。
まずは返品できない商品のジャンルを確認してみましょう。
- Amazonギフト券
- デジタルコンテンツ
- 受注生産品
- サイズお直し品
- 消耗品
- タイヤやホイールセット
- 食品など
上記はほんの一例です、他にも商品ごとに新たに返品不可と制定されるものなどもあるので詳しくはアマゾンの「返品・交換の条件」を参考にしてみてください。
なお、Amazonギフト券に関しては以下の限られた条件下であれば購入前のキャンセルが可能となっています。
- 送信予定日まで2日以上の猶予があるEメールタイプ(予約設定したギフト券)
- コンビニ/ATM/ネットバンキング/電子マネー払いで注文したチャージタイプ
- 受取拒否をした配送タイプのAmazonギフト券
送信予定日まで2日以上の猶予があるEメールタイプのamazonギフト券に関しては、まだクレジットカード決済が完了していませんので注文履歴からキャンセルを行えばそのまま何も購入しなかった事になります。
「コンビニ/ATM/ネットバンキング/電子マネー払い」で注文した際はお支払いする為のメールがアマゾンから届き、記載されているURLから支払いを行いますが、支払期限までに支払いを行わない場合は注文キャンセル扱いになります。
ボックスタイプ・グリーティングカード・商品券タイプ・封筒タイプなどの「配送タイプ」に関しては商品受け取り時に受け取り拒否をする事でキャンセル扱いになりますが、基本的にはamazonギフト券は返品不可の対象なので場合によっては返品ができなかったり、できたとしても注意を受ける可能性もあります。
全ての商品の返品において悪質であると判断された場合はアカウントの停止もありえますので注意。
返金額については、「未開封の商品」であったり「注文内容と違う」・「商品が壊れていた」などの場合には100%での返金となります。
逆に、開封済みであったりお客様都合での返品の場合では50%分しか返金されませんので、そちらも覚えておきましょう。
※商品によってはお客様都合での返品は受け付けていない場合もあります。
配送の都合で勝手に商品が返送される事も
購入者側は商品のキャンセルなどは一切していないのに、配送上の都合により一方的に商品配送がキャンセルされる事があります。
理由は色々ありますが、基本的には以下のような事が考えられます。
・住所の情報が足りずに届けられなかった
・配送中に商品を壊してしまった
このような場合はamazon.co.jpからメールにて商品の返送と、それによる返金手続きが完了したという通知がされます。
新しい商品の再配達などは一切行われませんので、すぐに手に入れたかった場合や限定商品であった場合には非常に悔やまれます。
諦めてYahooなどの他のECサイトで購入手続きをする事も視野に入れましょう。
Amazonギフト券で返金される以外の方法まとめ
商品を返品した際には、利用した支払い方法によって返金される方法や期間などが異なりますので覚えておきましょう。
特に代金引換やコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いを頻繁に利用するという方は、返品申請・作業に加えて「カスタマーサービスに連絡」をしないと銀行振込(現金)ではなくAmazonギフト券にて返金が行われてしまいます。
Amazonギフト券だと都合が悪いという方は忘れずにカスタマーサービスへ問い合わせを行うようにしましょう。