Amazonギフト券を使って個人情報が漏れてしまう可能性は?!

身分証明書

Amazonギフト券と個人情報の完成について正しい知識を持っていますか?

恐らくほとんどの方が非常に曖昧な所で認識していると思われます。

Amazonギフト券は金銭とほぼ同じ価値のあるものですが、その取扱いには違いがあります。

誤った使い方をすると単純に損するだけでなく、貴方の大切な個人情報が漏洩してしまう恐れがあるかも・・・?

今回はそんなAmazonギフト券と個人情報の関係性について調査してみました!

Amazonギフト券に個人情報は記載されているか?

Amazonギフト券にはそれぞれギフトコードというものが記載されています。

16桁のランダムな文字列からなるコードは世界でたった1つのオリジナルなAmazonギフトコードになります。

そのコードに支払いをして初めて金銭的価値のあるAmazonギフト券として利用が出来ます。

一度使ったコードは二度使える事はないので使い捨てとなります。

ギフトコードの内容としては、「そのコードが現在どのような状態なのか(使用前・使用済み)」「金額はいくら分のコードなのか」を判別出来るようになってます。

それ以外の情報に関してはギフトコードには一切含まれていません。

なので非常に安心して利用することが出来るのです。

盗難に関しての個人情報の特定は難しい

知らない誰かに貴方のAmazonギフト券のコードを勝手に使われてしまったらどうなるのでしょうか?

その場合は残念ながら使われた相手の個人情報特定までこじつけるのは難しいでしょう。

貴方の持ってるギフトコードは唯一のものなので、そのギフトコードがどのアカウントに登録されたかはAmazon側はモチロン分かります。

しかし、それを教えてしまうのは個人情報保護法の違反になるという理由があり、いかなる理由であっても教えてはくれないのです。

他人のギフトコードを勝手に使うというのは犯罪なのに、それに対して何も教えてくれないというのは若干もどかしい気持ちになりますね。

Amazonのカスタマーセンターに問い合わせると、決まって「Amazonではお答え出来かねますので警察に被害届をお出し下さい」と言われます。

そうして実際に警察に被害届を出したとしても警察側も受理はしてくれますが、警察といえど中々Amazon側も第三者アカウントの情報開示はしてくれないというのが現状です。

以上の事を踏まえて、Amazonギフト券を利用する際には細心の注意が必要なのです。

Amazonギフト券での買い物で個人情報は漏洩する?

Amazonはインターネットのショッピングサイトなので、購入先の店舗には貴方の住所は知られてしますが、それは商品を送るためなのである意味仕方ない事かもしれません。

それでも何とか個人情報を守りたいという方には以下の方法を考えて見て下さい。

郵便局留めを利用する

郵便局留めを利用すると、貴方のお住いの近くの郵便局で荷物を受け取る事が出来ます。

やり方は、郵便局の局名を記載して「〇〇郵便局留めでお願いします」と宛先欄に記載するだけです。

注文後はAmazonの商品履歴のページから商品の配送状況を確認して、頃合いを見て郵便局に取りに行けばOKです。その際には免許証・健康保険証などの身分証が必要なので持参して下さい。

郵便局に荷物が届いておおよそ10日間くらいは預かってくれますが、それ以降は発送先に返送されます。再送を希望する場合はその際の往復分の送料が追加されてしまう恐れがあるので気を付けましょう。郵便局側から荷物が届いたという通知はされません。

※商品をAmazonが発送する場合は郵便局留めは利用できません。その代わり、コンビニ受け取りというものが利用出来ます。
※amazon以外のマーケットプレイスの場合は郵便局留めに対応している所もあるので、購入する前に郵便局留めが可能か問い合わせてみると良いでしょう。

コンビニ受け取りサービスを利用する

コンビニ受け取りが可能な場合は、商品の購入ページの「注文内容を確認・変更する」のページを確認して見てください。

店頭受け取り可能店舗

お届け先住所の下に「店舗受け取りもご利用いただけます」と表示されていれば、その商品を店舗受け取り出来るお店の一覧が表示されますのでご希望の店舗を選択すればOKです。

商品を受け取りに行く場合には身分証などは特に必要ありません。Amazonの説明では「本人確認書類が必要になる場合があります」と書かれていますので一応持っていくと安心かもしれませんが、基本的には配送先の宛名と自分の名前を店員さんに伝えたら大丈夫のようです。

代引きでの支払いも可能なので、その場合は商品の代金と代引き手数料を支払って下さい。

郵便私書箱を利用する

郵便局に設置されている私書箱を無料で貸してくれるサービスです。

荷物の大きさは特に関係なく、私書箱に入りきらないサイズでも保管場所に置いてもらえるので安心です。

しかし、この私書箱を利用するには以下の条件があってかなりシビアな条件となっています。

  • おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方
  • 郵便私書箱を6カ月以上使用する方
  • 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる。

個人情報を知らせたくない理由として

発送先に個人情報を知らせない方が良い理由としては、注文後に販売元から発送のキャンセルがされたり・商品が届かないなどのトラブルがある場合、注文者の住所が相手に知られてしまうという事です。

初めから商品を送るつもりなどなく、そのような手段で住所などの個人情報を収集するという悪質業者の被害をこちらから未然に防ぐ方法として局留めは有効と言えるでしょう。

住所を知られるだけならまだしも、商品が届かないという事態になると完全なる犯罪です。このようなケースにはまらない手段としては、支払いを代引きにするなどの方法があります。

購入は極力Amazonの商品を

上記のような悪質な詐欺・犯罪はAmazon内のマーケットプレイスで起こっています。

マーケットプレイスというのはAmazonのサイト内で出品をしてる各販売元の事です。

それらは全て、Amazonという場所で出品させてもらっているだけでAmazonとは一切関係はありません。

ここを知らずにAmazonサイト内であれば何処で買っても大丈夫と勘違いして、相場より明らかに安すぎる商品を買って詐欺被害に合うというのが問題になっています。

そのような事件に巻き込まれないようにするには、極力Amazonが公式に出品してるものを選ぶのが良いでしょう。

逆に言えば、Amazonが出品してるものであれば個人情報等を開示しても何ら心配はないでしょう。Amazonから他の第三者にその情報が洩れる事はありません

※正し、「Amazon出品⇒Amazon以外の発送」の場合はそれぞれの配送業者に住所等は知られてしまいます。

Amazonギフト券の転売には注意

個人情報の漏洩が無いAmazonギフト券の特性を利用して、不正に手に入れたAmazonギフト券を転売して売りさばく悪徳業者が存在します。
そのような不正なAmazonギフト券の場合は利用停止(ブロック)される場合があるのですが、そもそもそのギフト券の転売元がわからないので証拠として足がつきにくいのです。
転売サイとは通常の価格より安く売られているので魅力的に思えてしまいますが、何かトラブルがあった場合の補償はAmazon側は一切してくれませんし警察に被害を訴えたとしても解決される可能性は極めて低いでしょう。
そのリスクを負ってまで購入時の数パーセントの得を優先するか…その判断は個々に委ねられています。

まとめ:大切な個人情報を守ろう!

ひと昔前と比べても今は情報化社会の真っただ中です。

自分の大切な個人情報を守るのは自分自身が確かな知識と情報を身に着けていく必要があり、それらは決して誰かが教えてくれるものでもないので、自主的に調べていく事が大事だと思います。

情報弱者と呼ばれる人たちをターゲットとした詐欺や犯罪は決して許される事ではありません。

正しい知識を身に着ける事は貴方自身だけでなく貴方の周りの大切な人を守る力にもなりうるのですから。