いまや買えないものがないほどの品ぞろえを持つAmazonサイトですが、その利用者は日本国内の18-64歳で4,000万人を超えています。
自分の買い物だけではなく、プレゼントやお礼にも使えるAmazonギフト券をご存知ですか?Amazonギフト券は種類も豊富で、自分の支払いに利用するだけではなく、何か贈り物する場合、たとえば贈る相手の欲しいものがわからない時などにとても便利です。
また、販促やイベントの景品など用途はいろいろと広がります。そんなAmazonギフト券はどこで買うのがよいのでしょう?
目次
AMAZONギフト券って何?
Amazonギフト券とは、Amazonでのお買い物に使える商品券で、Amazon.co.jp上の商品ほぼすべてが利用対象となります。
ギフト券の額面に2000円と書いてあれば、Amazon.co.jpで販売されている商品に対して2000円全額がお買い物に利用できます。
この場合、お買い物が2000円に満たない時には残額は別の機会まで取っておくことができ、また2000円以上になると、他の支払い方法(クレジットカード、代金引換、コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いなど)との併用が可能です。
ただ、Amazonギフト券には期限がありますのでそこはしっかり確認が必要です。有効期限日の午後11時59分(日本時間)までに使わないとその後は利用できません。
どこで買う① Amazon.co.jp上で購入可能なギフト券
Amazon.co.jp公式サイト上で「ギフト券」をクリックすると、デジタルタイプと配送タイプの2種類が表示されます。
まずは、それぞれのタイプについてみていきましょう。
デジタルタイプ(注文直後に送信可)
デジタルタイプのギフト券は、Eメール、ショートメッセージ、LINE、メッセンジャーなど、デジタル送信できるので、注文から受信までにかかる時間は通常で約5分程、とてもスピーディです。
記念日をうっかり忘れていた、急にプレゼントをすることになった、という時は、ネットがある場所からならどこからでも送ることができます。デジタルタイプには次の3種類があります。
・Eメールタイプ
このタイプは、注文から大体5分以内で購入から送信まで完了できます。
送信先は、贈りたい相手や自分に設定すると、Eメイル、ショートメッセージなどのSNSを通じて、ギフト券の詳細内容のリンクが送られて来ます。
送信前にメッセージも入れられるので御礼やお祝いなど何かと便利です。
また、誕生日や記念日など贈りたい日が決まっている場合は、注文後1年以内の日付に送信できるように予約設定することが可能です。
さらに、予約したことを忘れないように、送信日が近づくとリマインドメールが送られてきます。請求のタイミングは、ギフト券のリンクを送信する数日前となります。
・印刷タイプ
Amazon.co.jp公式サイトで購入し、注文から何か特別の事情がない限り5分ほどでデータが届きます。
そのデータからPDF形式のギフト券を印刷して直接渡すことが可能なタイプです。手渡しできる点はメリットですが、印刷するためのプリンターが必要です。
・チャージタイプ
このタイプも注文から5分程で受け取ることができますが、上の2種類と違ってポイントが貯まるというメリットがあります。
ポイントは、プライム会員になれば最大で2.5%、通常会員でも最大で2.0%のポイントが付きます。
ポイントをためるには、現金での支払いが必要となります。
受取の方法としては、Eメールアドレス宛てあるいは電話番号宛てに送られてくるか、チャージ用のアカウントへの登録も可能です。
郵送タイプ(当日から翌日の到着も可能)
読んで字のごとくですが、お届けスタイルは郵送となります。
デジタルタイプの場合は、受信スピードにメリットがありますが、この郵送タイプは化粧封筒、ギフトボックス、紙製ケースなどの付属品が無料でついてくるというメリットがあります。
・グリーティングカードタイプ
付属品として化粧封筒が無料でついてきます。さらに、通常配送料は無料です。お急ぎ便のご利用も可能です。
・商品券タイプ
デパートの商品券のような紙のタイプで、ギフト券と封筒がセットになっています。金額が指定されているものが一般的ですが、バリアブル券種という券面に金額が書いておらず、1500円以上なら1円単位で自分の好きな金額を指定ができるというものもあります。贈り物としてもらった際は、早めに納品書とシリアル番号を照らし合わせて確認をすることをお勧めします。
・ボックスタイプ
付属品としてギフトボックスが無料でついてきます。
・封筒タイプ
付属品として封筒型の紙製ケースが無料でついてきます。
・マルチパックカードタイプ
購入した金額分のギフト券が10枚組に分割されています。
どこで買う② 店舗で購入可能なギフト券
Amazonが提携している全国の店舗で、「カードタイプ」と「シートタイプ」の2種類を販売しています。
提携している店舗は、コンビニエンス・ストアー、ドラッグストアー、スーパーや大学生協などですが、販売している店舗や種類(金額)については事前に確認してからお出かけになることをお勧めします。https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=3237382051
また、店舗の場合は、販売されている種類が限られていることもあります。
カードタイプの Amazonギフト券
コンビニやドラッグストアーなどの店舗で売っているカードを選んでレジに持っていき代金を支払うだけです。おにぎりや飲み物を買うような感覚で買えます。
Amazonギフト券のカードタイプは、金額で選ぶ一般的なものと、バリアブルタイプ(1500円以上から1円単位で自分の希望金額を決めることができる)もあります。
取り扱っている金額は店舗によって違いがありますので、もし希望する金額のカードタイプがなければ、バリアブルタイプがあればそちらを選ぶと良いかもしれません。
店舗で購入する場合は、代金の支払をもってギフト券として有効となります。お支払いの方法は基本的には現金ですが各店舗に直接問い合わせた方がよいでしょう。
有効期限については基本10年ですが、このタイプには発行日が記載されていないので、ギフト券番号をご自分のアカウントに登録することで確認することができます。有効期限は必ず確認しておきましょう。
シートタイプのAmazonギフト券
コンビニに設置してあるマルチメディア端末から紙のチケット(シート)を発券するタイプのAmazonギフト券です。
シートにギフト券ナンバーの記載があり、それをAmazonのアカウントに登録することでクレジットカードを使わずに買い物ができます。
また、代金引換の支払いを選択して買い物をすると手数料がかかりますが、Amazonギフト券を利用すれば手数料はかかりません。
クレジットカードを使いたくない方には、チリは積もれば山となる、のとおりギフト券を使うことでお得感がでるのではないでしょうか。
このタイプも、コンビニ、店舗によって取り扱っているギフト券の金額は異なります。また、アカウントに登録することで有効期限の確認が可能となります。
コンビニでのお支払いですが、カードタイプもシートタイプも基本的には現金です。
しかし、電子マネーのnanacoカードを使えるセブンイレブンでは、Amazonギフト券の購入もでき、またはイオン系の店舗の買い物で貯めたポイントをAmazonギフト券の購入に使えるという両面でお得感が増します。
どこで買う③ 転売サイト
Amazonでは、ギフト券の転売および、転売サイトから購入は承認していません。
「Amazonギフト券のご購入に関する注意」がAmazonサイトに掲載されています。多少安いからと言ってAmazon が承認していない購入サイトを利用すると、ギフト券が使えないなどのリスクがある可能性がある事は注意して下さい。
Amazonの公式サイトには転売されたAmazonギフト券の購入は禁止と明記されていますが、それについては実際触れられる事が少ないのです。
何故かと言いますと、結局はAmazonで使用して貰えるため、Amazonギフト券を使用する。それはAmazon側の利益になります。
その為転売されたAmazonギフト券を使用してもAmazon側は黙認しているのが現状ですので、転売されたギフト券を使用する事は実は特に問題ありません。
ですが、詐欺で誰かからだまし取ったAmazonギフト券のコードを使用したとしたらAmazonアカウント停止のリスク等が伴いますのでご注意を。
代表的なサイトはアマオク等があります。
Amazon.co.jpと店舗、どこで買う?~それぞれのメリットとデメリット
さて、ここまで、Amazon.co.jp、店舗で購入できるAmazonギフト券の種類、購入、送り方、支払い方法などを見てきました。
それぞれのメリットとデメリットをまとめてみます。
Amazon.co.jpで購入するメリットとデメリット
Amazon公式オンラインショップを利用するメリットとして挙げられるのは、
- ネットが繋がっていればどこからでも、PCでもスマホでも利用可能
- デジタルタイプは注文・支払い完了から約5分でお届け可能
- 配送タイプもお急ぎ便を使って1日でお届け可能
- デジタルタイプは送信するだけ、配送タイプの通常配送は無料(プライム会員になればお急ぎ便も無料)
- Amazonギフト券チャージタイプは、最低でも5%、最大で2.5%のポイントがつく
- わざわざ店舗に出向いて、何を贈ればよいのかと悩んで歩き回る必要が無い
- 贈り物用の種類、贈り方、付属品(無料)が豊富なので選択肢が格段に広がる
- 自分で撮った写真などをデザインに使ってオリジナリティを出すことができる
- 贈られた相手が自分で選べるので満足度も高い
- カタログギフトよりも種類が豊富
反対にデメリットは、
- アカウントを作成する必要がある
- 有効期限がある(それぞれのタイプで確認要)
- Amazonギフト券を購入する時にAmazonギフト券の残高は使えない
- チャージタイプでもポイントが付与されない場合がある。クレジットカードや電子マネーでのチャージではポイントが付与されない。(コンビニ払い、ATM、ネットバンキングでの支払いが必要)
- 購入後の返金や返品は基本的には受け付けられない
- 日本のAmazonギフト券は日本のみ、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、中国のAmazonでは利用不可
- 季節的に在庫切れとなっているギフト券もある
店舗のメリットとデメリット
店舗でAmazonギフト券を購入するメリットは
- クレジットカードを使わず、現金でAmazonサイトの買い物ができる
- ギフトカードの実物を目で見て確認できる
- バリアブルカードは、自分で1円単位まで金額を決めることができる(ただし、1,500円以上から)ので買いたいものが決まっている時は残高を残さず使える
- 現金で支払いたい場合にかかっていた代金引換の手数料がAmazonギフト券で支払うとかからない
- コンビニの中でもセブンイレブンの場合は電子マネーnanacoカードに貯まっているポイントを使って購入できる
- コンビニ、ドラッグストアー、スーパー、大学生協など利用可能な店舗が多い
反対にデメリットは、
- 発行日が券面に書いていない(アカウントに登録して確認が必要)
- 有効期限がある
- 店舗で購入してもAmazonギフト券の返品や交換はできない
- 基本的に支払いは現金のみ
- 金額が決まっている
- 希望するギフト券を店舗が置いていない可能性がある
Amazonギフト券をどこで買うのかは、このようなそれぞれのメリットとデメリットをわかっておけば、都度使い分けることができて便利です。その時々にあった状況での優秀な購入方法を選んで賢い買い物をしたいですね。