本日5月26日は…「東名高速道路全通記念日」となっております。

1969年の今日、大井松田IC~御殿場ICが開通し、東京から愛知県小牧市まで346kmにおよぶ東名高速道路が全線開通しました。
小牧ICで、4年前に完成していた名神自動車道と接続し、関東・中京・関西を結ぶ日本の大動脈となったのです。

東名高速といえばサービスエリア!高速道路を使う人の中では「必ず寄ってしまうサービスエリア」がいくつかあるのではないでしょうか?私もその一人で、東京から名古屋方面に向かうと、まず「海老名SA」に入り、次には「牧之原SA」そして「浜名湖SA」そしてその後もボチボチ入ります。おかげで東京~名古屋間4~5時間で着くところ8時間くらいかかります!サービスエリアって不思議な魅力がありますよね。どこか非現実的で…

と、思ったときに財布を見たら現金が全くなく、銀行系のカードのみ!SAの定番、アメリカンドッグやソフトクリームはカードで買えない!ソーセージにパンみたいのがグルグル巻きになってるやつも!こんな現実なんて嫌いだ!あ!SAなのに銀行のキャッシュディスペンサーが!

しかも私の三菱東京UFJ銀行もちゃんと使える!

良かった良かった…

ん…?

三菱東京UFJ銀行…?

三菱UFJといえばーー!!

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)がamazonにシステムの移管を計画!

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、非常に大きな決断を下したことをめぐってIT業界に激震が走っています。
銀行の心臓部ともいえる基幹系のシステムをすべてamazonが運営するクラウドに移管する計画を立てたからです。
銀行のシステムがクラウドに移管されるというのは、どういうことなのでしょうか!?

銀行に求められるのは極めて高い信頼性です。

当然というか、当たり前のことながら、銀行はお金を管理するのが仕事です。
どこの銀行でも、銀行の情報システムは極めて高い信頼性が要求されますよね。
特に勘定系という基幹部分のシステムについては、「メインフレーム(mainframe)」と呼ばれる専用の大型コンピュータが用いられていました。最近ではパソコン(PC)の信頼性や性能が格段に向上してきたことから、PCの技術を使って勘定系を構築するケースも出てきていますが、高いコストをかけてシステムの管理を行っているという点では従来と同じなのです。

何故にamazon?!

しかし銀行にとって、こうした「重たい」システムを維持および管理することは、コスト的に大きな負担となっています。
報道によると三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は、三菱東京UFJ銀行(BTMU)などが保有するシステムを順次、amazonが運営する「クラウド・サービス」に移管する計画を立てています。

御存知の通りamazonはネット通販企業として知られていますが、実は企業向けの情報システム企業としても、世界でトップクラスとなっています。
amazonが運営するクラウド・サービスであるAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は、全世界で推定でも数百万台のサーバーを保有しており、すでに122億1900万ドル(約1兆3600億円)もの売上高があります。
クラウドのビジネスだけで1兆円を超える企業というのは、世界でもamazonしかありません。

なぜamazonのクラウドなのか?

クラウドでのシステム運用は圧倒的にコストが安く、すでに多くの企業がamazonへのシステムの移管を進めています。
日本でもユニクロを展開するファーストリテイリングがamazonへの移管を行っていると報道されています。
amazonのクラウド・サービスでは、サーバーはamazonが運用しますから、この部分の信頼性についてはamazonに依存せざるを得ません。
しかしシステムの信頼性というのは、システム全体をどのように設計するのかという部分に大きく影響され、この部分については移管する企業がどのような設計ポリシーで臨むのかというところにかかってきます。

今後を見込んだ展開でもある。

そういった流れから、直接敵にサーバーを保有しないクラウドが一概にリスクが大きいと考えることはできません。
クラウドのようなサービスは規模が大きくなるとスケールメリットが追求できますから、信頼性やコストも含めて、今後、さらにサービス・レベルが上がる可能性が高いと思われます。
「私たちのお金の計算がamazonで?」と想像すると、少し不安にもなるような気がしますが、それよりも「時代は進んでいる」と考えるべきでしょう。

ITベンダーにとっては、新たなスタート!

今年は大手ITベンダーにとって「終わりの始まりの年」と記憶されるかもしれません。
そんな“地殻変動”が静かに進んでいるのは、今回、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、ITシステムにクラウド(インターネットでつながったコンピューター上で運用するシステム)の採用を決め、金融・IT業界の注目を集めているからです。

※ちなみに「ITベンダー」とは?→企業が必要とする情報技術に関連した機器やソフトウェア、システム、サービスなどを販売する企業のことです。
情報機器やソフトウェア、コンピュータシステムなどの製品を販売したり、それらの製品を組み合わせてオーダーメイドのシステムを開発・構築したり、付随するIT関連サービスを提供する企業が含まれます。
特に、単にITベンダーといった場合は企業の情報システム開発・構築を請け負う企業のことを指すことが多く、そのような企業はシステムインテグレータ(SIer:System Integrator)とも呼ばれます。

IT用語辞典 e-Wordsより。

銀行の経営を左右する。

先述したように銀行のITシステムといえば、「メインフレーム(mainframe)」で、コンピューター上で運用する最も“重い”システムの代表格です。
勘定系と呼ばれる基幹系システムの統合や更新には数年を要し、銀行の経営を左右します。
加えて、市場や業務に関わるシステムも業務の多様化やフィンテックの普及で急増しまして、その数は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の場合、グループ全体でなんと1000を超えるのです。

現状と正反対のクラウドの採用。

そんな超重量級のITシステムを持つ銀行が、ITシステムをそもそも保有しないという、正反対のクラウドの採用に動いたのは、その維持費用が膨れ上がっているからです。
例えば三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱東京UFJ銀行(BTMU)では、保守費用も含めたIT投資費用は年間1000億円にも上るのです。

いかに費用を抑え、最新技術も取り入れるか。

こうした中、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)では、いかに費用を抑え、最新技術も取り入れた上で短期間でのシステム開発を行うかという課題に対応するため、クラウドを選択しました。
現在はクラウド最大手のアメリカのamazon web servicesと組み、業務システムの一部から移行を進めています。

今後5年間で100億円のコスト削減が可能!?

今後5年間で100億円のコスト削減が可能といわれておりまして、将来的には1000を超えるシステムの約半分をクラウド化していく計画です。
また、「クラウドへのシステム移行は聖域を設けず全面的に行う。現在は技術的な問題で移行は難しいが、それが解決されるツールが将来的に出てくれば勘定系システムを移行する可能性は十分ある」と、三菱東京UFJ銀行(BTMU)幹部は語っています。

三菱東京UFJ銀行(BTMU)には他行から問い合わせが引きも切らないといい、そしてクラウドへの移行効果が表れれば、この流れは一気に銀行業界全体に広がる可能性が大きいでしょう。

日系ITベンダーには打撃の可能性も…。

この流れを戦々恐々と見ているのが、ITシステムの販売をしてきた旧来の大手ITベンダーです。
金融系のITサービスは年間で国内約3兆円の市場で、NTTデータ、富士通など上位4社で約10%ずつシェアを持っています。
一方、amazonのクラウドサービスに対抗できる日本のITベンダーは存在しません。

まさに「終わりから始まる」か?

NECなどは逆にアマゾンのクラウドを顧客企業に導入する業務を行う「協力企業」にくら替えしたほどです。
最も“堅い”とみられていた銀行という得意先の変節は、「国内のITベンダーの収益基盤に大きな風穴を開けたといっても過言ではない」と専門家はみています。

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)がamazonにシステムの移管を計画!の、まとめ。

今回、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)の大胆な行動に、むしろ銀行・金融関係に未来が見えますね!

銀行や金融関係というのは、常に古い体質で、それはもちろん企業としての信用やセキュリティ等があるのでどうしてもそうなってしまうのだろうと思っていましたが…まさかのamazonをチョイスするとは考えも想像もしませんでした。
しかも銀行の心臓部ともいえる基幹系のシステムですからね…。
それをすべてamazonが運営するクラウドに移管する計画を立てるって、本当に大胆だと思います。

まだ、新しいニュースではありますので、これからまた色々と変化があるかもしれませんが、これからの三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)に注目して行きたいですね!

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